失敗しない終活

失敗しない

失敗しない終活について考える

初めに

読者の皆様、こんにちは。

今記事のトピックスは少し重めの内容となります。

就職活動の就活では無く、終わる活動と書いて終活についてのトピックスとなります。

30代〜40代以降の責任世代、特に50代以降の方ですとご家庭を持たれている方々も多いのでは無いでしょうか。

結婚生活と仕事の両立をしていると幸せな事もある反面、時間とストレスと労力にも追われます。

そんな中でいつどこでどの様にして急に倒れて亡くなるのか誰にも予測する事が出来ません。

「いやいや、まだまだ自分に終活なんて早過ぎるから!考えたくもないわ!」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、いつか迎える死の時に備えて今回は終活について考えて行きたいと思いますので

どうぞ最後までお付き合い下さい。

尚、苦手な方は回れ右でお願い致します。

終活とは何なのか

まず、終活の意味について調べてみたのですが

「人生の終わりを迎える為の活動」の略です。

文字通り、人生の最後を迎えるにあたり色々な準備を生前からしておく事で具体的には

・身辺整理

・財産相続の準備

・葬儀やお墓の準備

をする事が終活に当たるそうです。

僕も最期は有終の美を飾ってあの世に行きたいですね。

何から始めたら良いの?

まず早い段階から終活のご準備をされる場合、用意すべき物が一つあります。

それは「ノート」です。

自分が亡くなった時に、遺書を書いたり、相続の事についてきちんと記しておく必要があります。

今は書店などでも「エンディングノート」という書き込みが出来るノートなども売られていますので気になる方は書店もしくはネットで注文をしてみるのも良いでしょう。

もちろんエンディングノートじゃなくても普通のA4サイズのノートでも良いので自分が亡くなった時に家族にして貰いたいと思う事を細かく書いて下さい。

その中でも特にこれだけは書いておいて頂きたい物を幾つかご紹介して行きたいと思います。

①遺書を書く

まずは遺書を書いて下さい。

亡くなった時に誰に向けて感謝をしたいのか等生前お世話になった全ての方々へ感謝の言葉を綴りましょう。

遺書を書くのが嫌な方はスマホでビデオ撮影をしてメッセージを残すのも良いです。

とにかく自分が生きた記録を残す事をまず優先的に実行しましょう。

②遺産相続についてどうするのかを書く

次にあなたの遺産相続について誰に分与をするのかを記入して下さい。

日本の民法上では、法定相続分と言い、相続についてのルールが決まっています。

通常故人が亡くなり配偶者が居る場合、2分の1(つまり半額)が配偶者に支払われます。

次に故人に子供がいる場合、3分の1ずつ支払われますが、個人に子供がいない場合、兄弟姉妹に4分の1支払われるのです。

あなたがもし生命保険に加入している場合、生前に受取人を誰に指定しているのか決めていると思います。

通常はその指定された受取人が保険金を受け取る事になりますので今のうちに受取人の確認と、自分が亡くなってから遺族が揉めなくても済む様に

遺書に「私の財産を妻〇〇に全額贈与する。尚子供達への財産分与は一切しない。」といった感じで必ず記入をする様にして下さい。

遺書が無い場合だと、家族間での話し合いとなったり、

場合によっては弁護士、もしくは税理士等への相談が必要となります。

③葬儀について詳細を書く

次にあなたの葬儀について要望等がある場合も同様に記入を忘れずにしましょう。

・どこで葬儀を行いたいのか

・家族葬にするのか、それとも弔問客を受け入れる一般葬にするのか否か

・信仰している宗教がある場合、仏教式、キリスト教式、もしくは無宗教の音楽葬(後程解説致します)にするのか

・葬儀をどういう形にしたいのか

など出来るだけ細かく書く様にしましょう。

自分の人生を振り返る大切なセレモニーだからこそ、しっかりリクエストを書いておいた方が良いですよね!

時代の変化と共に葬儀のスタイルも変化している

次は葬儀のスタイルについてのお話です。

令和になってからまだ5年しか経過していませんが、葬儀のトレンドも時代の変化と共に変わって来ています。

ここで令和の葬儀事情について幾つかお話をして行きたいと思います。

①音楽葬(無宗教の葬儀)について

まずは音楽葬についてです。

良く、故人の葬儀について仏教式でやるのか、それともキリスト教方式で行うのか揉め事になってしまうケースも耳にします。

そんな中、現代では読経などを行わず音楽で葬儀を取り行うスタイルの音楽葬という形で生前、故人が好きだった曲をテープで流したり、ピアニストやバイオリニストなどを呼んで生演奏をしてもらう音楽葬というのが一つのトレンドになっているそうです。

私の義父も3年前に他界した際、告別式は音楽葬という形だったのですが、義父が好きだった曲を流したり、音楽家の方達による生演奏で義父が好きだった曲を演奏して下さり、忘れられない告別式となりました。

更に、生前義父がラジオ局に送ったハガキがDJに読まれ、私と主人の結婚の事について読まれたテープを会場で流されたのですが涙が止まらず大号泣したのを覚えています。

②オンライン(リモート)葬儀について

まだ油断を許さない新型コロナウイルスの影響により、近年では遠く離れた遠隔地にいる親戚の場合、オンラインで葬儀に出席をする事が出来るオンライン(リモート)葬儀という新しい葬儀の形が誕生したそうです。

会場にて直接出向く一般葬と違い、インターネットを通じた葬儀のライブ配信や、葬儀後の期間限定の映像(アーカイブ)配信をするのが大きな特徴です。

本当なら直接葬儀に参加したかったけど、やむを得ず参列が出来ない方の為にオンライン葬儀が有効な手段として受け入れられつつあります。高齢の参列者や妊婦の方など会場に出向く事が難しい方でもオンラインの場合参列する事が出来ます。

また、葬儀会社が使用しているツールも様々でZoomだけでなく、Skypeなど各社によって違いますので事前に葬儀会社との打ち合わせで確認をしておく必要があります。

会場から喪主が直接ライブ配信をする場合には料金は掛かりませんが、撮影スタッフなどがいる場合など人件費が掛かっている事もありますので、もしオンラインでの葬儀を検討されている場合、資金の準備をしておく必要があります。

それとオンライン葬儀を実施するにあたり会場内にカメラが設置され、参列をする方も端末と通信環境の用意が必要となりますので、事前にオンライン葬儀が可能な葬儀会社を探して決定する事も必要です。

僕がもし故人の立場だったら葬儀会場にカメラが置いてあるだけでも何だか不気味で嫌だなと思うかも知れませんが

オンライン葬儀の需要って本当に高いんだなと思いました。

③オンライン葬儀だけじゃない!オンライン墓参りについて

また、近年ではオンライン葬儀だけでなく、オンライン墓参りというのも新しいトレンドとなっているそうです。

コロナ禍で外出が益々難しくなって来ている中で葬儀、お墓参りなどでも「オンライン」が定着し始めてきています。

こちらも先程ご紹介しましたオンライン葬儀同様に、遠方に居ながらお墓参りが出来る新しいスタイルのお墓参りで、スマートフォンやタブレット端末さえあれば移動せずにお墓参りがいつでもどこからでも出来るのが最大の特徴です。

こちらを実施するにあたり、流れとしては

①お墓参り代行業者の方にお願いをするのが前提なのですが、代行業者の方がこれからお墓参りをしますと挨拶をするところからスタートする

②挨拶が済んだら、次はお墓のお掃除で丁寧にお墓のお掃除をして下さる為、高齢者の方で掃除が行き届かないとお悩みの方にも人気だそうです。

③お墓の水拭き

④オンラインでお客様と繋いでお墓参り(代行業者が指定したオンライン通話ツールを事前にインストールする必要がありますので要確認です)

⑤片付けと報告書・写真による連絡

で、オンラインお墓参りは完了だそうです。

これからまたいつコロナが悪化して外出を自粛する流れになるかも分からないからこそこのサービスはとても安心しますね。

高齢の方や妊婦の方、お身体が不自由な方でも安心してこのサービスを利用する事が出来ますね。

生前葬を行うメリットについて

次は生前葬を検討されている方に向けてのお話です。

生前葬とは文字通り、本人が生きているうちに葬儀を行う事です。

ここで生前葬を行う上でのメリットとデメリットについてそれぞれお話をして行きたいと思います。

①生前葬のメリット・自分好みの葬式に出来る

まずはメリットからです。

生きているうちにお世話になった全ての人々に感謝が出来るからこそ、自分好みの葬儀が出来るのがメリットの一つでもあります。

自分の葬儀に対する要望を直接家族の方々にお伝えできるのが良い所ですよね。

②時間に縛られずに済む

通常、葬儀というのは本人が亡くなってから数時間以内に葬儀会社を決めて葬儀業者の方々と打ち合わせをしたり、葬儀、告別式、更には四十九日やその後の法事の段取りを進めないと行けないのですが、

生前葬の場合、本人が元気で生きているうちに本人の時間を割いて段取りを進めるので時間の制約が無いのもメリットの一つと言えます。

③家族への負担も減る

これも同様に遺族の方々が葬儀の打ち合わせをしなくてはいけません。

ですが、生前葬を自分で打ち合わせして手配する事により、葬儀はある程度簡略化する事が出来ます。

生前葬を親族葬にして取り行うケースもありますのでご家族の精神的・肉体的負担を減らす事も出来ます。

家族のしんどい・悲しい気持ちを少しでも無くせる事が出来たらいいですよね!

僕も早速エンディングノートを書いて見ようと思います!

生前葬のデメリットとは

次に生前葬を行う上でのデメリットについてお話をして行きます。

①自分本位になりがち

自分で全て段取りを決めて行えるのが生前葬である反面、自分本意の葬儀になりがちでご家族の方の揉めてしまう事も少なくありません。

ある程度自分の要望や段取りが決まった段階でご家族の方々と話し合って、この段取りで良いかどうかを事前に相談してから生前葬を行う様にしましょう。

②生前葬の認知度が低い

生前葬というスタイルの葬儀自体、まだまだ社会的な認知度が低いのが現状です。

また、ご家族・親族の中には「生前葬なんて有名人が開くものでしょ?!」と猛反対をされる方も出てくると思います。

幾らご自身が生前葬を希望していたとしても理解を得られるまでにかなり時間や労力が掛かってしまいますので、しっかり納得行くまでご自身の気持ちを伝える事が大切です。

確かに、生前葬やるからって言われてもピンと来ないですもんね。

僕ももし親族の立場だとしたらきっとすんなり賛成出来なかったかもしれません。

③二度手間になってしまう事がある

親族・遺族などの気持ちから「生前葬やったから葬儀はしなくても大丈夫だ」という考えを持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、

結局本人が亡くなった後も通常通り一般葬を行わなくてはならず、家族の精神・肉体的負担を減らす事が出来なくなってくる場合もあります。

亡くなるまでに絶対終わらせるべき事2選

次はあなたが亡くなるまでに最低限、これだけは終わらせておくべき事3選についてお話をして行きたいと思います。

①借金を完済させる事

まずはあなた個人に借金がある場合、必ず亡くなるまでに全て完済させる様にして下さい。

何故かと言いますと、借金がある方が亡くなる場合、相続人に借金がそのまま引き継がれてしまい、その相続人に迷惑をかけてしまう事になるからです。

更に言うと、個人の遺産から借金が支払えない場合、相続人自身の財産から借金を払わなければならないのです。

その相続人がもし借金を相続したくない場合には裁判所で相続放棄の手続きをする必要があるので、迷惑を掛けない様にしましょう。

②見られたくない物は生きているうちに全て処分する事

次に家族に知られたら大変なデータや書類、写真等、誰しも1つはあるかもしれません。

そんな中亡くなって家族に見られたらまずいものが出てきたら大変な事になります。

ですので生きているうちに全て処分をするようにしましょう。

生前贈与について

さて、ここで生前贈与についてのお話です。

生前贈与とは、文字通り「財産を見返り無く生きているうちに贈与する事」です。

生前贈与を行う場合メリットとデメリットがありますので解説をして行きたいと思います。

①生前贈与の方法について

まずは生前贈与についてのお話をします。

基本的にいつでも誰にでも好きな時に、制限無く贈与出来るのが特徴です。

生前贈与には2通りの渡し方があります。

①暦年贈与:個人から個人へと財産を渡す生前贈与では受け取った側が貰った事(贈与された)になりますので贈与税を支払います。

毎年1月1日から12月31日までの間で課税を行い、この期間の金額が110万円を超えない範囲であれば贈与税は免除になりますが、もし万が一110万を超えてしまう場合、贈与税が掛かってしまいますので確定申告の際に区役所で確認をする必要があります。

②相続財産の前渡し:これは2つ目の方法なのですが、生きているうちから相続財産を前渡しする事によって、相続時精算課税という課税方式を使えます。

この相続時精算課税という方法を使う場合、2500万円を超えなければ課税される事はありません。

これを頭に入れておくだけで相続や生前贈与に対して抵抗を感じなくなりますね!

僕も覚えておきます!

②生前贈与のメリットについて

次に生前贈与のメリットについてのお話です。

①相続財産を減らせる

②贈与する相手を自由に選べる

一つ一つ解説をして行きます。

まず①の相続財産を減らせる件についてですが、

生きているうちから財産を送ることで、相続財産を減らせる大きなメリットがあります。

生前贈与の渡し方として、暦年贈与の方法を使えば1年間で110万までを課税無しに贈与出来ます。

一人につき年間110万以内と決まっていて、生きているうちから相続財産を減らすといった節税措置としても適しているのです。

次に②の贈与する相手を自由に選べるというメリットについてですが、相続と違い相続では基本的に親族を対象として法定相続人に遺留分を残す必要がある一方、

財産を贈る相手を制限無しに選べるのもメリットの一つなのです。

贈与税は110万まで非課税と覚えておきましょう!

大事な所です。

③生前贈与のデメリットについて

次に生前贈与をする上でのデメリットについてもお話をして行きたいと思います。

①税金が高くなってしまう恐れがある

②贈与者の生活が困窮する恐れがある

③死亡三年以内の贈与は相続税の対象となる

こちらも一つずつ解説をして行きたいと思います。

まず①についてですが、幾ら節税対策で生前贈与を活用していても、税務署が贈与を否認した場合は相続時に課税となってしまうケースがある為、デメリットの一つと言えます。

この様なリスクを避ける為には、たとえ110万円以内の贈与であっても、贈与した事を立証できる贈与契約書などをきちんと作成しておくのが無難です。

次に②についてです。

こちらは、節税対策のメリットがある一方で、財産が無くなってしまい贈与者の生活が困窮してしまうリスクがあるからです。

亡くなるまでの歳月を予測する事が不可能である為、こういったリスクからも逃れられない事を頭の片隅に入れておきましょう。

最後の③についてですが、「生前贈与の3年内加算」という規定があります。

贈与者が亡くなってしまった場合、死亡前の3年以内は贈与ではなく、相続の対象となってしまいます。

3年以内に亡くなると、効力が無くなってしまう為、注意が必要です。

ケースによっては贈与の対象と税務署が認めないケースもあり、

相続の対象となってしまう事も頭に入れておかないと行けませんね。

終わりに

いかがでしたでしょうか。終活について少しでも今記事が読者の皆様のヒントとなれれば幸いです。

最後に今記事の関連動画のご紹介と、今記事のまとめをして終わりにしたいと思います!

↓今回の関連動画はこちら!

まとめ

・終活とは何なのか?

文字通り「人生を終わらせる為の活動」

・身辺整理

・財産相続の準備

・葬儀やお墓の準備

などがこれに当たる。

・何から始めたら良いの?

用意するものは一つ!「ノート」

書店などで「エンディングノート」といって書き込めるタイプのノートが発売されているのでそれを買って書き込むのも良い。

自分が亡くなった時に家族にして貰いたい事を出来るだけ細かく書くようにしよう。

※特に書くべき事3選

①遺書を書く

②遺産相続についてどうするのかを書く

③葬儀について詳細を書く

・時代の変化と共に葬儀のスタイルも変化している

①音楽葬(無宗教の葬儀)について

現代では読経などを読まず、故人が生前好きだった音楽をピアニストやバイオリニスト等に演奏してもらう新しいスタイルの葬儀の事。

②オンライン(リモート)葬儀

③オンライン(リモート)墓参り

※②、③のいずれも遠く離れた遠隔地からスマホとタブレットを用意するだけで時間、場所を問わず参加する事が出来る。

事情があって葬儀やお墓参りに参加出来ない、高齢者や妊婦の方などもオンラインなら参加が出来る。

ただし、葬儀会社や代行業者が指定する通話ツール(Zoom,Skype)などを事前にインストールし、通信環境が必要となる。

・生前葬を行うメリットについて

①自分好みの葬儀に出来る

②時間に縛られずに済む

③家族への負担が減る

・生前葬を行うデメリットについて

①自分本意になりがち

②生前葬の認知度が低い

③二度手間になってしまう事がある

・亡くなるまでに終わらせるべき事2選

①借金は必ず完済する事

借金がある状態で亡くなると相続人が借金を相続しなくてはならず、迷惑が掛かってしまうので必ず生きているうちに全て完済する事。

②見られたくない物は生きているうちに全て処分する事。

・生前贈与について

・贈与の方法は二通りある

①:暦年贈与=受け取った側が贈与税を支払う。1年間のうち110万円以内であれば贈与税は掛からない。

②:相続財産の前渡し

相続時精算課税という規定を活用出来る。この方法を活用する場合、2500万円を超えなければ課税される事はない。

○生前贈与を行うメリット

①相続財産を減らせる

②贈与する相手を自由に選べる

生前贈与を行うデメリットについて

①税金が高くなってしまう恐れがある

②贈与者の生活が困窮してしまう恐れがある

③死亡三年以内の贈与は相続税の対象となる

これで今記事は以上となります!

次回も読者の皆様にとって有益な情報を発信して行きますのでどうぞお楽しみに!

それではまたお会いしましょう〜

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